17|公平
このニュースレターは、「わからない」けど「わかりたい」を自分なりに解釈するために始めたもの。毎月第2日曜日の夜20:00にお届けしています。
日曜日の夜、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は確定申告に追われている最中ですが、一旦ひと休み。リビングでこの文章を書いています。
街もSNSもミモザイエローで溢れるこの季節。1~2月はチューリップばかりをお迎えしていましたが、この時期だけは自分のためにミモザを飾ると決めています。ポンポンと愛らしく咲き誇るミモザを見ていると、気持ちも元気になってくるから不思議。
国際女性デーを知る
3月8日は国際女性デーでしたね。数年前から記念日自体は知ってましたが、昨年からより多くの取り組みを目にする機会が増えたような印象です。
国際女性デーは、1975年に国連が記念日として制定された日。
1900年代頃、アメリカの女性労働者による運動が起点となり、その後デンマーク、オーストリア、ドイツ、スイス、ロシアなど各国に広まっていき、現在に至るそう。調べてみると、日本でも1920年代頃から女性の地位向上への運動自体はあったそうです。
世界中で動き自体はあったものの、国連で正式に制定されるまでは60~70年もの時間がかかっていることを知ると、現代の暮らしは女性の社会進出のために各国の女性たちが働きかけた歴史があったからこそなのだと改めて実感します。
2023年のテーマは #EmbraceEquity(「公平」を受け入れる、「公平性の尊重」のような意味合いでしょうか)。IWDのサイトには、この日を祝福するとともに以下のメッセージが綴られていました。
男女平等の世界を想像してみてください。偏見、固定観念、差別のない世界。多様性があり、公平で、包括的な世界。違いが評価され、称賛される世界。私たちは共に女性の平等を築くことができます。集合的に、私たちは皆 #EmbraceEquity を行うことができます。
女性の功績を祝います。差別についての意識を高めます。男女平等を推進するための行動を起こしましょう。(https://www.internationalwomensday.com/)
世界中の女性たちの運動が功を奏し、働き方、健康、テクノロジーなどさまざまな分野で地位向上への動きを感じる取り組みはありつつも、娘と暮らしている日々でジェンダーによる不均衡を感じざるをえない日もあります。
今日は、育児における不均衡について考えてみたいと思います。
小さなことから少しずつ
娘を授かってから、妊娠発覚、出産、今の暮らしに至るまで、あらゆる場面で(本当に小さなことですが)不均衡を感じました。
例えば、妊婦期間。私は10ヶ月のマタニティライフが精神的にしんどかった。
そう言うと、「うっ」と吐き気を催しトイレに駆け込むつわりのシーンを思い浮かべる人が多いかもしれないけれど、個人的にはそうではなく辛かったのは妊娠後期。
象みたいにパンパンなむくんだ脚、寝るのも起きるのも歩くのもしんどい重たい体、そして自分の足の爪さえ斬りにくい大きすぎるお腹、夜中に襲ってくる吐き気、強すぎる胎動、など。自分の体が自分のものじゃなくなっていく不安と、いつ始まるかわからない陣痛への恐怖も相まって、正直あんまりもう体験したくない。(だからあんまり気軽に「二人目欲しい」とかも言わないで欲しい)
他にも、混んでる婦人科へ行く手間だったり、毎回検診表を手書きで書かなければいけなかったり、そんな小さなことでも積み重なるとなかなかのストレスに。身体的な部分は仕方ないものの、制度を整えて改善できることならば少しでも変わるといい。
他にも、授乳室やおむつ替えなど。0歳育児においては、ミルクとおむつ替えは基礎中の基礎。だから、まずはここからパパにガンガン任せたいと、我が家では生後3ヶ月頃から母乳をやめてすべてミルクに切り替えました。
母乳神話が語られがちですが、ミルク育児は思った以上に快適。私以外でも娘にミルクを与えられる環境になり、私自身の生活リズムを整えやすくなりました。
でも、家族での外出時はなかなか難しい。男性NGの授乳室が意外と多く授乳室に入れなかったり、入れるとしても淡いピンクやパープルなどの「ゆめかわいい」内装で入りづらかったり、男性トイレにもおむつ替えシートが意外となかったり…。ハード面が整っていないがゆえに、女性側が負担せざるをえないシーンも多いように思いました。
ここに書いたことはあくまで一例なので、人それぞれだと思うけど、小さな声が集まることで社会の意識が変わり、制度やハード面も変わっていくかもしれない。
まだまだここから長い時間がかかるかもしれないけれど、娘が大人になる頃にはもう少し不均衡の少ない社会になったらいいなと思います。
📝Media Of Week
今週は、ジェンダーにまつわる記事や発信で印象に残ったものをまとめてみました。
ベビーギフトなどを展開する「MARLMARL」では、「マザーズバッグ」ではなく「ペアレンツバッグ」を販売。それにまつわるさえりさんの記事が印象的で素敵だった。
おでかけマガジンの「Hanako」のInstagramでは、国際女性デーの日に関連した動画が公開されています。数字で知るジェンダーや、世界を変えた女性たちについて知られる動画になっています。
ジェンダー不平等から美のあり方まで。国際女性デーに改めて観たい広告5選
「Yahoo! JAPAN SDGs」では、国際女性デーの特集ページが毎年公開されています。広告をまとめたこのページは面白かった。クイズなどもあり面白かったです。
このニュースレターは約80人の方に購読いただいています。内容に関する感想などはSNSでシェアしていただけるととても喜びます。他にも、読みたいテーマのリクエストがあれば、コメントを寄せていただけると嬉しいです。 それではまた、来月の日曜日の夜に。

