14|縁
このニュースレターは、「わからない」けど「わかりたい」を自分なりに解釈するために始めたもの。毎月第2日曜日の夜20:00にお届けしています。(今月は第3日曜日の夜にお届けしております。)
日曜日の夕方、リビングで遊ぶ娘を見守りながらこの文章を書いています。
今月で1歳5ヶ月になる娘。自我も強くなってきて大変な時もありますが、コミュニケーションが取れるようになり、楽しい瞬間も確実に増えてきました。来週は、クリスマスプレゼントを見つけた時の娘の反応が楽しみです。
さて、今年も気付けば残り数日になってしまいました。みなさんの2022年は、どんな1年でしたか?
私は、新しい暮らしにも慣れてきて次の挑戦を見据えて試行錯誤した1年だった気がします。今回は、そんな2022年の振り返りを。
引き出しを増やす
産休(らしきお休みから)復帰して、1年以上が経ちました。春以降、知人のご縁で新たな環境に飛び込み、新しい仕事を始めましたが、その後も友人やかつての仕事仲間から相談をいただく機会に恵まれた1年でした。
友人たちから「一緒に仕事したい」と声をかけてもらうことは嬉しく、一度途切れたように思える関係性でもこうしてゆっくりと醸成されていくものなんだなと改めて。SNSを通じてゆるくつながり続けることの大切さを実感しました。
そして自分の軸が見つかったのも大きな出来事でした。
フリーランスになってから今まで、ライフスタイル領域の中で幅広く仕事をしてきましたが、今年に入り伝統工芸、タオル、いけばな、古道具や古民家など、さまざまな地域の伝統文化やものづくりに携わる機会が増え、ありたい姿の輪郭が朧げながらも見えてきたような感覚。
一つひとつは異なる地域やプロダクトですが、共通する考え方なども多いので、さまざまなプロジェクトを横断しながら、自分の知識の引き出しを増やしていきたい。
余白をつくり感性を育む
娘が産まれる前までは、仕事ばかりの毎日を送っていましたが、暮らしにおける優先順位が変化して、意識的に余白をつくろうと思えるようになりました。
今年はそんな余白の時間で、うつわの個展や蚤の市に足を運んだり、ビールやワインを飲みに行ったり、いけばなを始めたり、自分の感性を育む時間もつくれたような気がします。
特に最近始めたいけばなは、目の前の花材を「どう見せるか」だけに集中できるマインドフルネスな体験。
空間をただ埋めるのではなく、余白を活かして花を生き生きと見せ、花だけを見るのではなく枝全体の表情を見る。そうやっているうちにあっという間に1時間半が過ぎていく。個人的には「サウナでととのう」ような感覚で、頭の中もすっきりします。
そして先日使った花材が、今携わっている仕事とも縁のある植物で、そんな奇跡的な出合いにも心が震えてしまいました。一見、遊びのような活動でも仕事に通じる精神性に触れる機会も多いので、来年も自分を耕す時間を過ごしたい。
今年もありがとうございました。
よいお年をお過ごしください。
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